* 「あっ、斎川君ー! こっちこっちー!」 「ごめんっ! 待った……?」 「ぜーんぜん待ってないよ?」 「……嘘。 鼻真っ赤じゃんー」 ピンっと指先で鼻を弾かれ触れた斎川君の指が温かい。 ……私服、やっぱり格好良いなぁ……なんてこの話と関係ないことをぼーっと考えてたり。 あれから日々は過ぎていって気付けばあっという間の十二月。 斎川君と出会った季節とは真逆の冬。 そんでもって本日はクリスマス。 念願の彼氏とのクリスマスデートとやら。