兄すらどこのクラスか分からない。ペラペラと捲って同じ制服を着ている生徒たちを見ていく。
「お兄ちゃん、何組?」
「俺は2組、安藤は確か7組」
兄のクラスのページを捲れば、体育祭で走る兄の姿があった。流石、昔から俊足。
それから7組のページへと飛ぶ。
「安藤だ、うわ嫌そうな顔」
「あいつ冷めてたから、皆でウェーイって中に無理矢理入れられるって感じだったって話を聞いた」
「今も同じような感じだけど」
クラスメートの男子に肩を組まれて、ちょっとメイクの濃い女子数人と写っている写真。クラスのページなのに、これしかない。



