加藤『これより、犬塚家壊滅作戦を開始する』
田中『了解、作戦開始』
SAT隊員01『了解、突入する!』
SAT隊員01『動くな!な、誰もいないだと』
ピピピピピピピピピピピ
SAT隊員01『?何の音だ、!!まさか!』
ドッカーン
田中『どうした!01何があった!!』
SAT隊員02『クッソ、01が殺られた!』
SAT隊員03『犬塚だ!準備しろ!』
SAT隊員03『クッソ、何処から来る』
トントン
SAT隊員03『ん?なっ』
ゴキ!!
SAT隊員04『どうした!』
SAT隊員02『03!03!』
ゴロン
SAT隊員04『何だ』
その奥から転がって来たものは、ヅタヅタにされたSAT隊員03の首だった。
SAT隊員02『!!』
ガシ!
その時、何者かがSAT隊員02の足を掴み、奥に引きずり出した。
SAT隊員02『うゎゎゎわーー!!』
SAT隊員04『02!無事か!!』
SAT隊員02『嫌だ!離せ!死にたくない!助け』
グチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャグチャ
その時SAT隊員04が見たものは、笑いながらSAT隊員02を食う、鬼神のような姿をした犬塚だった。
SAT隊員04『クソ!化け物め!!』
パン!パン!
犬塚『グゲガハリジャダミョゴグゲ』
カキーン!!
SAT隊員04が撃った銃の弾は、確かに犬塚の体に当たった、だが、犬塚はその弾を弾き返しSAT隊員04に襲いかかった。
SAT隊員04『クッソ!止まれーーー!!!!!』
グサ
犬塚『ケッケッケッケッケッケッケ~~』
SAT隊員04『ゴオ!』
田中『な、SAT隊員のエリートが、全滅、だと』
加藤『・・・』
加藤『やはりか』
田中『は?』
加藤『やはり犬塚家は、極秘にウイルス薬品を開発し、犬塚家の中でもっとも体力のある者に、ウイルスを打った。』
加藤『その結果があれか』
犬塚『グザァロトネヒマチャジュキ~』
加藤『やはり、あの部隊を出動するしかないか』
田中『!!まさか、政府があの部隊の出動を許可するはずがありません!!』
加藤『ならどうするんだね!!』
田中『!』
加藤『あの鬼神がもし、東京に来たらどうするんだ!!国民は人溜まりもなくおしまいだぞ!!』
田中『うぅ、私は知りませんよ』
加藤『あぁ、すまない』
二日後、加藤は緊急国際会議を開いた。
加藤『今日はお集まりいただきありがとうございます』
総理『いったい何のようだ、犬塚家壊滅作戦はどうした』
田中『犬塚家壊滅作戦に送ったSAT隊員は全滅いたしました』
総理『何だと!』
田中『これがそのときの映像です』
国家の権力者達はそのときの映像を、絶望が迫ってくるような目で見ていた。
総理『なるはどな』
総理『それで、何のようだ』
加藤『単刀直入に言わせていただきます』
総理『うむ』
加藤『ひとつの部隊を出動させて頂きたい』
総理『うむ、良いだろう、その部隊の名は?』
加藤『鬼神だけの戦闘特殊部隊、チーム名は・・・ジェイソン!!

続く