その夜
ん?なんか重いんだけど…
体が重く感じたので目を開けてみると…
『あー、やっと起きたぁ。』
「………。」
『あれ~?どうかした?』
「なんで凛空君がいるの?」
『学校行くから起こしに来たの~。』
「いや、そうゆうことじゃなくて…。てゆうか、今から学校?」
『うん!!だから、早く支度してね~。』
 
~数分後~
「すみません。お待たせしました。」
杏『ほんと、おせーよ。』
「あんた達が先に教えないからでしょ!(ボソッ)」
『ん?なんか言ったか?』
「いいえ、なにも。」
柊『とりあえず、学校に向かいますよ。車に乗って下さい。』
…これまた、驚き。車はなんとリムジン!!!
「…。」
『ねぇ、なんかさ~舞夜ちゃん怒ってない?』
「怒ってはいませんが、凛空君が鍵もしていた部屋に入ってこれたのが気になってて。」
『あー、それはヴァンパイアだからパッって入れちゃうんだよね!』
「紫苑君それ本当なの?」
『オレ、嘘はつかないよ~?』
…だったら全然大丈夫じゃないじゃん!!
「入ってこれるとしても必要最低限入ってこないでください。」
凛空君を睨んだ。
『ごめーん。』
カワイイ顔で謝られても…「今回は許してあげます。」
そういったら凛空君はニコリと笑った。
柊『みなさん、着きましたよ。』