僕じゃ、ダメですか?【完】

かじ君がポケットから
ビンゴのあたり番号を書いたメモを取りだし、
私のカードと見比べている。

「ほら、ここも、ここも。
 なんで穴開けてないんですか?」


『気づかなかった・・』


「見とれてたんでしょ」


『ミハル、うるさいっ』


「ハイハイ、すいませーん。
 じゃ、この子に何か
 割引券でもあれば。ね」