「いやはや、困ったな。」 営製管理部フロアに戻ると、磯村課長と2課の城島課長、松岡主任が集まっていた。 「鳥越君。ちょっと。」 「はい。」 「困った事になったぞ。」 「何がですか?」 「聞いて驚くなよ。」 「青木が抜けてどうなるかと思ったけど、 これは面白くなりそうだ。」 「・・・私はありだと思いますけどね。」 磯村課長、城島課長、松岡主任が俺を見る。