「その先は俺に言わせて」


神崎君はそう言い私を見るとはにかむように笑った


「俺、今すっげぇ嬉しい……水原がまだ圭って人を思ってても俺のことを好きって言ってくれたことだけで十分だ……
水原……いや、莉奈好きです…俺と付き合ってください」


「はい!」


私は神崎君に傷が痛まないようにそっと抱きついた


「両腕で抱きしめられないのがもどかしい」


そう言いながら神崎君は左手で優しく抱きしめかえしてくれた


ありがとう、神崎君……これからよろしくね


そうして私たちは恋人になった