神崎君……そこまで……


「神崎君…私ね、気づいたの……神崎君のことが好きだって」


私がそう言うと神崎君は数秒フリーズしてえぇ!?っ驚いた


「け、けど前は……」


「あの時はまだ自分の気持ちに気づいてなかったというか……でもね……心のどこかでまだ圭を忘れられない自分がいるの……こんなの身勝手だって分かってる!……けどもし神崎君がいいって言うなら私と……」


続けようとした言葉は神崎君が私を抱きしめたことによって止まった


「か、神崎君!?」