幼なじみが好きでしょうがない



「ごちそうさまでした〜」

私たちは、みんなご飯を食べ終わった。

「大雅くんか、芽生、どっちかお風呂入りなさい?お母さんたちもう入ったから。」


もう入ったの?


早いなあ。


「私、最後でいいよ。」


「じゃあ、俺入るわ。」


そう言って、大雅は脱衣所へ向かった。


「お母さんたち、もう、二階上がるから。」

「うん、おやすみ〜」


眠すぎて、フラフラしてるお父さんを抱えながら、2人は階段を上って行った。

まだ9時なのに、もう眠いって、老化進んでるわね。本当に。



「あっははは〜」

と、しばらく、テレビ番組を見ながら、大爆笑してた。


あっ、やばい、課題やらないと。


と、テレビを消して、私は課題をやり始めた。


でも………


わかんなーーーーい!!!!


すると、後ろからギュッと、誰かに抱きつかれた。