ある日の帰り道。


私達は、四人で帰った。

またまた、バスケ部は休みだったから。


え、休み多くない!?

休みすぎじゃないですかね!?




「あっ、今度の日曜、海行かない?」

と、りりが言った。

あーー、もう七月の中盤。
もうすぐ、夏休みだしね~。

あっつすぎるし……。
暑いの嫌いです。私は。




「いいじゃん、暑いから、気持ちいいとだろうし、楽しいと思うよ。」


「何言ってんの?みんなで行くのよ?」


は!?


「わ、私達も!?」



「あたりまえじゃない。」
「あたりまえじゃん。」

と、りりと爽太くんがハモって言った。



あ、と目を合わせて、笑ってる。

あーもうリア充ウザイなあ……。(笑)



私はもちろん、海は好きだし…行きたいけどさ……大雅は…嫌かも……。人混みが好きじゃないんだよね……あの人。



「うん、考えておくよ。」

「そっかー、わかった!じゃあ、また明日ね!」
「じゃーな」


「うんっ、ばいばーい」



そう言って、家の中へ入った。