次の日。
学校に行くと、早速、2年生の修学旅行の写真が貼られてた。
1年と2年は一部だけ、同じ階にあるから、見れたんだけど……
大雅、ずーーーーーっと、あの綺麗な先輩と一緒にいるじゃんっ。
なんなの!?
もーーーーーーーーーー!!!!?
私は、すぐに爽太くんの所へと向かった。
「ねえねえっ、この人ってなんて名前!?何組!?どんな人!?大雅と付き合ってるの!?」
私が、勢いよく言ったせいか、少し驚いている。
「えっ、あぁ、そいつは、清水凜 ( しみず りん )だよ。クラスは、俺ら…大雅とも一緒のクラスの、4組だよ。美人ですごいモテるんだ。大雅と付き合ってはないと思うけど…………。」
と、私の質問に丁寧に答えてくれた。
で、でも…
「けど?けどってなに!?」
私がそう言うと
「修学旅行の間、あいつ、ずっと大雅にひっついてたからさ。」
付き合ってるって周りには思われてるかも。
あぁ~。
確かに、お似合いだし?
私が隣にいるより、何百倍、いや、何兆倍もいいよね。