幼なじみが好きでしょうがない




「それから、大雅は……っ。私と、全く話さなくなった…っ。」

涙止まらない…。


みんなに見られてないかなと思い、顔を上げてバスの前の方を見ると、みんな楽しく話していて、私たちの方を見ている人は誰一人いなかった。

右隣の二人は、全く気付かず、グーーーと言いながら、寝ている。


手嶋く……柊真に、こんな情けないとこ見せちゃった。


「ごめんね、こんな、惨めなとこ見せちゃって」

申し訳ない。
あまり話したことなかったけど、なぜか自然と、打ち明けることができた。


「そんなことねえよ、」

そう言ってくれた。

その言葉に驚いて、顔を上げると

「いつもは、あんな頑固そうな、芽生の弱い所見れて、なんか嬉しいわ」

と、ニヤニヤしながら言われた。

なっ!?

「な、なにそれっ。」

涙引っ込んじゃった。

それより……

「てじまく…あ、柊真って、意外と話しやすいし、優しいね。」

そう言うと、驚いて目を真ん丸にしていた。

その後に、照れたのか、片腕で顔を隠して、背けた。

「あれっ?照れちゃったの!!?ははは~」

と、笑ってやった。


すると、
「うるせえな…………てか、笑ったな。」

え?

「さっきから、ずーーーっと泣いてたからな~?」

と、ニヤニヤしながら私を見てる。


あーーーーなんか、腹立つんだけどっ。