「俺、風呂入れて、入るわ。」
「うん。」
大雅がお風呂に入ってる間に、洗い物してた。
なんかさ、こうしてるとさ、新婚になった気分だね。
って私さ、ほんっとに嫌な女だね。
やっぱり、大雅が好き。
でも……ダメだ。
柊真のこと好きになるんだ。
柊真は、私のことを想ってくれてる。
「おい、袖濡れるぞ。」
と、私の後ろから抱きしめるように、袖をまくってくれた。
そ、袖クルってやつですか?
てか、
「大雅、お風呂早!」
「まあな。」
あー、私、ゆーーーーーっくりはいろ。
2時間くらい。
それは、長すぎるね。

