「……うん!喘鳴も良くなってきたし、退院してよし!」









「え、ほんと?!やった!!!!!」









「良かったな、璃音」









「うん!!」









倒れてから2週間ほどがたった今日、私の退院許可がおりた。




龍太には今日の診断次第で退院できると伝えてあったから、部活を休んでまで私のとこまで来てくれたのだ。









「ただね、未だ若干微熱があるから注意することと、週末になったらちゃんと診せる来てね。」









「……え、毎週……??」









「もちろん。また入院しない為にもね。あと、前にも言った通り、しばらくは龍太君と夕飯食べな??龍太君も是非って言ってくれてるんだから。」









「夕飯龍太の家で食べるのはいいけど、毎週診察はやだよ!」









「わがまま言わないの璃音。俺もしばらく土曜は部活休むから。一緒に行こ?それならいいでしょ?ね?」









「……ん……うん。」









龍太と一緒なんて言われたら断ることが出来ない私。




ほんとに私の扱いが上手いと思う。