「鴉、なんて聞いたことねーな…」



苑の言う通りだ。




数百人もいるなら一人くらいは会ってそうだけどな…。




その時、電話がなった。




俺らのじゃない音ですぐに綺月のだとわかった。





「…もしもし」




俺は携帯を手に取りスピーカーにした。