何日かして、どこかの族がせめてきた。



セキュリティもバッチリでたまり場も明かしていない天翔の倉庫を攻めてくる、ということに皆驚いていた。




「…約束通り、迎えに来たよ?」



何百人もの前に立つフードをかぶった男は、あの時あった唯翔だった。




「お前は…いや、お前らは何者なんだ」




天翔がそう聞くと、唯翔はフードをとり黒い髪を見せた。