「綺月」



成宮くんに呼ばれる。




「…どこだか知らねぇが、そこには帰るな」





どうして…?




「電話してる時の顔。なんであんな泣きそうになってたんだ」




顔に出てたのか…。




でも、はやく帰らないと…怪しまれる。



そしたらこの人たちまで…。






「な、なんでもないの!じゃあ、ばいばい!」




無理に笑顔を作り、私はみんなから逃げる様に帰った。