「はい、じゃあ皆そこら辺にして〜。目の前にあるグラス持ってね?」



爽が言うがまま、みんなグラスを持った。



「乾杯」


その声と共にグラスとグラスがあたる音がする。




「ママ!唯月もー!」




グラスは唯月の分まで用意してあった。




私たちはみんな唯月の前に行って一人ずつ乾杯をした。