薔薇に願いを込めて

「「わぁ~~~!!!」」

家の外も半端じゃないくらいの存在感を出していたけど、中は声がついもれてしまうほどだった。

学校の廊下ほどの長さがあって、

道の両側には年度ごとによったブランド渾身の服がショーケース入って、飾られていた。

「気になった服があったらいってちょうだい。

...美羽さん、あなたも...ね?」

嫌みをたっぷり込めた笑顔で微笑んだ。

普通にしてたらとっても綺麗なのになー....。

「bitter&chocolateのアトリエで一番私のお気に入りの部屋よ。庶民達がいうクローゼット?っていうのかしら。

さぁ、お入りなさい...」

そういって、真っ白な扉をパカッと開けた。