そんなことを考えているうちに、人気のない場所に2人で突っ伏しっていた。

「「わぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」

気づいたときにはもう手遅れ。

物置き場に一直線だった。

ビニール袋の山にまみれた私と蒼は、顔を見合わせて笑いあった。

「桜。好きだよ」

「うん!私も好きだよ。」

もちろん大好き。

ずっと昔から。