しばらく良い気分で歌っていると、突


然隔てている建物の影あたりから人が


倒れて来た。それも男3人。





「えぇっ!?」





ヤベェという顔の者、へへっと笑って


誤魔化そうとする者、なぜか不機嫌な


者、そして立って呆れたように見てい


る者。


これまた皆さんイケメンだ。





「だ、誰…?」


「お前、三葉風歌だよな!?」





いやいや聞いたのこっちだっつの。


てか…この人達、さっき見た目立って


てる集団の!!





「う、うんまぁ…」

「風歌…俺らとバンドやろうぜ!」