「んじゃぁ、次の子は?」
「えっとな…1個上の先輩」
「どうせすぐ捨てちゃったんでしょ」
にやりと笑ったが、すぐに少し不安そ
うな顔になるあいつ。
「どうした?」
「いや、これからも律は遊びで女の子と付き合うのかなって…」
「なわけねぇだろ!それは、荒れてた中2ん時の話だ」
「ほん、と…?」
なんでこいつこんなに気にしてるんだ
ろ。
俺、ちょっと自惚れてもいいのかな…
「あぁ。今俺には本気で好きなやつがいるんだ」
「えっ…どんな子?」
「言わねぇーっ」
「おーしーえーてーよー!」
「まだ内緒だ。まぁ…大切でずっと守りたいって思う女だよ」
さすがにまだお前だ、とは言えない。
でも…初めてなんだ。
人をこんなに好きになったのは。過去
は消せないし、あの時は好きでもなか
った女達だったけど、風歌は違う。可
愛い笑顔も、芯の強さも、一生懸命な
姿も、その守りたくなるようなとこも
、全部全部大好きで。
「えっとな…1個上の先輩」
「どうせすぐ捨てちゃったんでしょ」
にやりと笑ったが、すぐに少し不安そ
うな顔になるあいつ。
「どうした?」
「いや、これからも律は遊びで女の子と付き合うのかなって…」
「なわけねぇだろ!それは、荒れてた中2ん時の話だ」
「ほん、と…?」
なんでこいつこんなに気にしてるんだ
ろ。
俺、ちょっと自惚れてもいいのかな…
「あぁ。今俺には本気で好きなやつがいるんだ」
「えっ…どんな子?」
「言わねぇーっ」
「おーしーえーてーよー!」
「まだ内緒だ。まぁ…大切でずっと守りたいって思う女だよ」
さすがにまだお前だ、とは言えない。
でも…初めてなんだ。
人をこんなに好きになったのは。過去
は消せないし、あの時は好きでもなか
った女達だったけど、風歌は違う。可
愛い笑顔も、芯の強さも、一生懸命な
姿も、その守りたくなるようなとこも
、全部全部大好きで。
