amberdrops 1

「その後輩はどんなやつ?」



「背は私よりちょっと高いぐらいだったんだけど、すごいイケメンで真っ直ぐに想ってくれてたんだ」



「そうか…」



「それで私が卒業するから別れた」





やっぱり、年が違うと環境の変化によ


って別れちまうんだよな…


って俺!


何で風歌と同級生だからって安心して


んだ…


付き合ってもねぇのに。





「次は律のばーん!」





結局2人のやつとの別れの原因を話さな


いまま、俺の番になった。





「1人目は同級生のやつで…その時期俺色々あって荒れてたから、気持ちはなかったけど付き合った」



「うわぁ、かわいそーっ」





ぷぷぷ、とわざとらしく口に手を当て


て笑う風歌。そんなとこも可愛いと思


う俺は重症なんだろうな…





「うるせー」


「へへ、ごめんごめん」


「んで、そいつは気が強そうな女だったな。あとは…忘れた」


「えー!忘れたのっ」





俺は風歌以外の女に興味ないから。