「よっと…」
俺は風歌をお姫様抱っこして車椅子に
乗せてやる。
なんか前倒れた時もこれで運んだし、
もう慣れたな。
「ねぇ、律ってさ…」
車椅子に下ろすと、ふいに風歌が口を
開いた。
当然上目遣いになるし、こちらをじっ
と見てる訳で。
ちょっとヤバいな…
俺は必死に理性を保つ。
「なんだ」
「こーゆー事…慣れてる?」
「は!?」
な、慣れてるって事は…俺は結構遊ん
でるように見えてるって意味か!った
く、弦でもあるまいし。
「いーや、むしろ慣れてねぇよ」
「えっ!すごいスムーズに乗せてくれるし、私をすぐ抱っこしてくれたし」
それはお前だからだよ…なんて言える
はずもなく。
「何人と付き合った事あるの?」
「2人ぐらい。両方中2で付き合ったけど、気持ちはなかった」
「律って女の子にあんま興味なさそうだもんね」
「お前は?」
こいつのことだから、今まで告られて
もふってきたのか…?
俺は風歌をお姫様抱っこして車椅子に
乗せてやる。
なんか前倒れた時もこれで運んだし、
もう慣れたな。
「ねぇ、律ってさ…」
車椅子に下ろすと、ふいに風歌が口を
開いた。
当然上目遣いになるし、こちらをじっ
と見てる訳で。
ちょっとヤバいな…
俺は必死に理性を保つ。
「なんだ」
「こーゆー事…慣れてる?」
「は!?」
な、慣れてるって事は…俺は結構遊ん
でるように見えてるって意味か!った
く、弦でもあるまいし。
「いーや、むしろ慣れてねぇよ」
「えっ!すごいスムーズに乗せてくれるし、私をすぐ抱っこしてくれたし」
それはお前だからだよ…なんて言える
はずもなく。
「何人と付き合った事あるの?」
「2人ぐらい。両方中2で付き合ったけど、気持ちはなかった」
「律って女の子にあんま興味なさそうだもんね」
「お前は?」
こいつのことだから、今まで告られて
もふってきたのか…?
