amberdrops 1

「えっと部屋は…どこだっけ?」



「2階の突き当たりだろ」



「おっ、さすが律♪」





ったく…弦も響太も嬉しそうに階段を


上がっている。愛されてんなぁ、あい


つ。


俺も大好きだけどな。(※律は天然でよ


くこういう発言をしますが無意識です


by弦)





「風歌!来たぞっ」



「ふーちゃん?いるー?」





弦がドアを叩くと、入ってーという声


が聞こえてきた。





「おっ邪魔しまーす!やっぱこの個室広いなー!」



「天音ありがとね。こんな大きな個室、私にはもったいないよ…」



「いーっていーって!じぃちゃんも風歌のこと大好きだし!」



「お前天音のじぃちゃんにも好かれてんのか…」





響太が驚くのも無理ないな。


あ、そういえば何でヘッドホンつけて


んだろ。





「何でヘッドホンつけてんの」



「あっ律!今ね、作曲してたんだー」





にひひっと笑うあいつ。ヤベェ、めっ


ちゃ可愛い…