amberdrops 1

「うん…!」



「いいお友達ですね。出来るだけ私たちも最善を尽くしますよ。
それで、三葉さん…通常は管を入れて、モニターで確認しながらやる手術なんですが」



「は、はい」



「三葉さんは稀にある状態で、開腹しないといけないですね」





か、開腹…ってお腹開けるの!?
怖い怖い、絶対注射より痛いじゃん!





「注射の何倍ですか…?」



「え?はははっ!麻酔しますからその時の注射の痛みくらいですよ」





あそっか。恥ずかしー!


私、なんかバカみたいじゃん!…バカ


だけど。





「すいません、こいつバカで」





かっちーん。





「天然なんですけど、ほっといて下さって大丈夫です」





かっかっちーん。(なんじゃそれ)





「変な行動とか言動は本人気付いてないんで止めてあげて下さい」





かっかっかっちーん。(もはや呪文)





「てか、もう必要最低限ぐらいしか話さない方が身のためですね」





なんだって!?!?





「あんたらさっきから私のことバカにしてーっ!」