「脾臓を摘出したからと言って、貧血が治るわけじゃないし、あなたは他にも体に問題がありますし」
「でもっ…!」
「風歌!!!」
うわっ、びっくりしたぁ!
天音がいきなり叫ぶから…
「まずはお前の体調が大大大優先だっ!路上ライブなんからいつでも出来るだろ!」
そう、私たちは5月には力を試すために
、駅前で路上ライブをするつもりだっ
たんだ。
「でもっ…」
「それにまだ曲完成してねーし、まだ5曲ぐらい作りたいから、全然大丈夫だ!」
「私迷惑なんじゃ…」
私がそう言った瞬間、天音が怒ったよ
うな、辛そうな表情になる。
「んな訳ねぇだろっ!このバンドにはお前が必要なんだ…!そんなこと2度と言うんじゃねーぞっ!!」
そっか。私、久しぶりに必要って言っ
て貰えた…お父さん、お兄ちゃん、や
っと私の居場所見つかったよ。
男しかいないし、個性的なやつらばっ
かりだけどみんなすごく優しくて。
明日も明後日も、ずっとこの人たちと
音を奏でていたい、って思うんだ。
「でもっ…!」
「風歌!!!」
うわっ、びっくりしたぁ!
天音がいきなり叫ぶから…
「まずはお前の体調が大大大優先だっ!路上ライブなんからいつでも出来るだろ!」
そう、私たちは5月には力を試すために
、駅前で路上ライブをするつもりだっ
たんだ。
「でもっ…」
「それにまだ曲完成してねーし、まだ5曲ぐらい作りたいから、全然大丈夫だ!」
「私迷惑なんじゃ…」
私がそう言った瞬間、天音が怒ったよ
うな、辛そうな表情になる。
「んな訳ねぇだろっ!このバンドにはお前が必要なんだ…!そんなこと2度と言うんじゃねーぞっ!!」
そっか。私、久しぶりに必要って言っ
て貰えた…お父さん、お兄ちゃん、や
っと私の居場所見つかったよ。
男しかいないし、個性的なやつらばっ
かりだけどみんなすごく優しくて。
明日も明後日も、ずっとこの人たちと
音を奏でていたい、って思うんだ。
