「うん、ちょっとふらっとしただけだから」
「バカっ、大丈夫なら水無月くんがお姫様抱っこで運んできてくれないでしょ」
は…!?お、お姫様抱っこ…!?
「あ、え、えっと…」
「友達から聞いた!雨の中、傘もささないで必死に風歌を運んできたのが水無月くんだって!」
「本当なのかよ、律!」
う、嘘だと言ってくれ…
「あぁ、運んだ」
えーーー!
しょ、しょうがない事だよ!
うん、倒れた私を運んでくれただけ…
「ふーちゃん、顔赤いよ?」
ふと顔を上げると、ゆーくんの顔がド
アップで目の前に。こつん、と額を合
わせられてる。
「へっ!ゆ、ゆーくん!?」
「良かった、熱はないね」
ち、ちちち近いよっ!またぼっと顔が
赤くなる私。
「おいチビ、こっち向け」
こんどはサルが、私の顎を持ち上げ、
自分の方へ向かせた。こ、これって顎
クイとか言うやつじゃんか!
「バカっ、大丈夫なら水無月くんがお姫様抱っこで運んできてくれないでしょ」
は…!?お、お姫様抱っこ…!?
「あ、え、えっと…」
「友達から聞いた!雨の中、傘もささないで必死に風歌を運んできたのが水無月くんだって!」
「本当なのかよ、律!」
う、嘘だと言ってくれ…
「あぁ、運んだ」
えーーー!
しょ、しょうがない事だよ!
うん、倒れた私を運んでくれただけ…
「ふーちゃん、顔赤いよ?」
ふと顔を上げると、ゆーくんの顔がド
アップで目の前に。こつん、と額を合
わせられてる。
「へっ!ゆ、ゆーくん!?」
「良かった、熱はないね」
ち、ちちち近いよっ!またぼっと顔が
赤くなる私。
「おいチビ、こっち向け」
こんどはサルが、私の顎を持ち上げ、
自分の方へ向かせた。こ、これって顎
クイとか言うやつじゃんか!
