amberdrops 1

私たちは驚きのあまり、まだ抱き合っ


ている。


と、そこへもっと見られてはいけない


人物がやってきてしまった。


…双葉だ。






「ちょっと風歌大丈夫!?…ってえ?」





きっと双葉は、この狭いカーテンの中


にイケメンが4人もいることに驚いてい


るのだろう。そうだそうだ!双葉は私


なんか見て…





「なんで抱き合ってんのー!?」





いました。しかもあんたどストレート


に言うなぁ!!


その言葉ではっと我に返った私たち。





「あ、わりぃ…」



「ごめん…」





謝罪しながら手を離す。(だから何もや


ましい事はないんだけどね)


離すのが惜しいなぁ…って何考えてん


の私!





「ふ、双葉…」



「って、そんなの後でいいわ!風歌、大丈夫なのっ!?すいません、どけて下さい」





うわ、こいつ勇気ある〜…あのイケメ


ン4人にどけて下さいって笑


さすが、私の親友だよね。