amberdrops 1

少し力を緩めて、律の顔を見ながら笑


って言った。律の綺麗な顔が間近にあ


ってドキドキする。


律の顔が赤く染まった。






「ちょ、おまっ…不意打ちはダメだろ」



「へ?」





そうするとまたぎゅっとされる。


ちなみに、私のグループではみんな仲


良すぎて、パフォーマンス中も肩組ん


だりするんだけど…ハグはないからな


ぁ。





「風歌ーっ!!」



「おいチビ、大丈夫かっ!?」



「ふーちゃんっ!」





いきなり、カーテンがしゃっと…いや


、音なんてしないくらい速く開いた。





「「あ…」」





もちろん私たちは抱き合ってるわけで


。(いやいや、やましい事はないよ)


律…今シンクロしても嬉しくないわ….





「え!?え!?」





驚き方までうるさい天音。





「は…!?」





固まってるけど、しばらくしてすごい


形相で睨んでいる響太。





「…」





意外にも、むっとしてるゆーくん。


その無言が地味に怖い。