「風歌…起きたか?」
「…うん、ごめんね。運んでもらっちゃって」
「あぁ大丈夫だ。それより体調は?」
「だいぶマシだよ!スッキリしてる」
そう言った私を、律がぎゅっと抱きし
めた。驚いて固まるけど…嫌じゃない
んだ。
「よかったっ…」
「り、律?私は元気だから大丈夫!」
「バカ、大丈夫なわけないだろ」
腕の力を緩めようとしない。律もきっ
と、私を心配して気を張っててくれた
んだろうな。
私は律の背中に手を回した。
「ねぇ、律…私っ、病気だったらどうしよう…みんなと歌えなくなるのかなぁっ」
何かがプツンと切れて、私は泣きなが
ら律に今の気持ちをぶつける。ごめん
ね、口下手なのに困るよね。
「絶対お前なら大丈夫。それに、俺らはどんな事があってもお前と歌う」
頭を優しく撫でてくれる。私も安心し
て、涙も止まった。
「ありがとう、律」
「…うん、ごめんね。運んでもらっちゃって」
「あぁ大丈夫だ。それより体調は?」
「だいぶマシだよ!スッキリしてる」
そう言った私を、律がぎゅっと抱きし
めた。驚いて固まるけど…嫌じゃない
んだ。
「よかったっ…」
「り、律?私は元気だから大丈夫!」
「バカ、大丈夫なわけないだろ」
腕の力を緩めようとしない。律もきっ
と、私を心配して気を張っててくれた
んだろうな。
私は律の背中に手を回した。
「ねぇ、律…私っ、病気だったらどうしよう…みんなと歌えなくなるのかなぁっ」
何かがプツンと切れて、私は泣きなが
ら律に今の気持ちをぶつける。ごめん
ね、口下手なのに困るよね。
「絶対お前なら大丈夫。それに、俺らはどんな事があってもお前と歌う」
頭を優しく撫でてくれる。私も安心し
て、涙も止まった。
「ありがとう、律」
