チビも遠慮してたっぽいけど、やっぱ


り2人で作るようだ。


ここから見ても、あいつらはお似合い


で、正直羨ましい。


律はさらさらの黒髪にがっしりした体


でイケメンだし。無愛想でクールだけ


どすげぇ優しいし。


くそっ…ムカつく。





「うわっ!響太、オメー顔怖いぞ!」





天音が少し驚いてる。


え、俺そんな怖い顔してたっけな…





「まぁ、響太も大人になったって事だね」





弦はふっと笑って言う。


って、俺は今まで子供だったのかよ!





「出来たよーっ」





俺がむっと睨んでいると、あいつの声


が聞こえてきた。


うし、飯だ飯だ♪


さっきの怒りも忘れてワクワクしなが


ら席に着く。





「「「「いただきまーす!」」」」





おれは早速パンケーキにパクついた。


1口食べると広がる甘みとベリーの酸味


。後から来るのはクリームのふわっと


した優しい味。美味いー!!


甘党の俺らは頬をゆるませる。


風歌や律も、自分たちが作った料理を


喜んで食べてもらって嬉しそうだ。