「で、その結果どこにあんの」
「ちょいまってて」
それだけ言って自室に走ってく遥輝
待つこと10分…
「……あいつなくしてんじゃね」
そうぼそっと呟いた玲夜にみんなが頷いた
そんなとき、ダダダダダ
「おっまたせいっ!」
なんでそんなテンションたけーんだこいつ
みんなでジト目で遥輝を見てると焦り出した
「なななななくしてねーよ!?」
「あーうん……(察し)」
「で、早く見せてー」
「あ、はい」
責められると思ってたのか、あっさりとした反応に拍子抜けした遥輝
ただ今は遥輝よりもテストの結果の方が大事なだけだ
「ででーん!!」
「ちょっと今そのノリいらない」
「まってノアちゃん最近俺の扱い酷い」
「ソンナコトナイヨ」
「めっちゃ棒よみぃーざまあ遥輝」
「何この子達可愛い顔して悪魔」
「別に私可愛くない」
「可愛い」
「ちょっと瑠衣黙って」
「……」
……乃愛最近俺の扱いも雑になった気がする


