純白の華 【2】






「新しく出来た族なのに、No.1の座をとったことが気に食わなかったんだろう族のやつら


学校帰りの俺らを攫うなり、兄貴を呼び出したよ



…もちろん、一人で来いってね




すぐに来た兄貴は、努力でNo.1を手に入れた男だったから、敵はみんな倒れた




けど、俺らの近くにいた奴が銃を取り出してノノに向けた



縛られたままの俺は動けなかった


……いや、怖かっただけたった




男が震えるノノに、差し金を引こうとした瞬間、俺もノノも目を瞑った



けど、音がして目を開くと、赤く染まっていたのは兄貴だった