純白の華 【2】




「…冷蔵庫になんか入ってるからそれ食べよ」

「いーの?」


瑠衣が食べる用でとってたものじゃないのかな。

てかなんかってなんだろ




「ん、乃愛も疲れてるだろ。お風呂先入っといで」

その間に準備しとく。

と言ってくれた瑠衣はなんていい彼氏なんだろう…


乃愛は感動した。


「じゃあお言葉に甘えて…」

「ん、もっと甘えて」

もういっぱい甘えてる。

けど、
「…だいすき」

「っ!!ガラガッシャンうおっ、」

「え、大丈夫!?」

めっちゃ色々落とした音聞こえたぞ!?


「っ、あー大丈夫。着替え後で置いとく」

「…うん、ありがと」

「ん」


そっぽ向いて、片手で顔を覆う瑠衣の耳は真っ赤に染まってる

ふふっ、照れてる。かっわいいなあ