純白の華 【2】





「……」

「……」

「……」

「……」


あれ、瑠衣さん?


至近距離にいる瑠衣をじーっと見つめるも動かない


ていうか近すぎて顔熱くなりすぎてなんか涙でてきそう


「っ、あー」


あ、めっちゃ悩んでる。


瑠衣優しいから俺様はきつかったかあ



「よし、」


お、覚悟を決めた

言葉思いついたのかな


「乃愛、」

「瑠衣?っん、」


………


ん!?


え、キスされた!?



と思ってるうちに離れた瑠衣



「っはぁ、」

「乃愛、…………ずっと傍にいろよ」

「ぐはあっ」



離れるなり、私の顔を覗き込みそう言った瑠衣



いやあやばいやばいやばい


これもう死んでもいいってくらいなったんだけど


口にもでたけどまじでぐはあって

心臓だけじゃなくて内臓全部撃ち抜かれたぞ