「お前ら、どこまで知ったの」
「どこまでって、」
「愛のしたこと、……正体」
目の前にいる、幹部の奴らに聞く
普通のトーンに戻った私に、どこか安心したような彼ら
「っ!!、そいつは死鬼のスパイなんだよ!」
「…で?」
「それでっ、お前を追い出したのも、こいつの嘘で!」
「……それらの理由は?」
「えっ、…」
「だから、愛が何のために嘘をついて煌雅に入って、私を追い出したのか。その理由を知ってんのかって聞いてんだよ」
「そ、それは…」
「そんなのっ、俺らを潰すために決まってんだろ!!」
言葉の詰まった奴の代わりに口を開いたのは、愛を最初に煌雅に連れてきた副総長
私から理由聞いといてなんだけど、
そんなことはどうでもいいんだよね
「死鬼が潰れたの、知ってる?」
微笑んで聞けば、身体をビクつかせた
えー、なんでびびるの
優しく聞いてあげてるのに
ねー、と思って横に来ていた涼太と真希に顔を向けると顔を引き攣らせていた
……何故だ。
てか、死鬼潰れたの絶対知ってるよね
桜咲が生き返ったって結構学校騒いでたし
…生き返ったってのにちょっとイラッときたけど。まじで誰だよそれ言い始めたの
そこは復活とか、帰ってきた!とかカッコよく言えよ。


