彼女と一秒でも長く一緒にいたいから、僕は全て神様に納めました

「なにわけのわからないこと言ってるの?私たち、もう彼氏と彼女じゃん」

ーーーーーードクッ。

つぼみが軽く言った、゛彼氏と彼女〟という言葉を聞いて、僕の心臓がまた大きな音を立てた。

「ほら、願。私のことも、こんなふうに名前で呼んでよ」

僕のことを呼び捨てにして、つぼみが軽々しく言った。

とつぜん、つぼみが僕のことを呼び捨てにしたのは驚いたが、それと同時に彼女との距離がぐっと縮まったような気がした。

「つ………つぼみ!」

愛する女性の名前を、僕は大きな声で言った。

彼女の呼び方を名字から名前に変わったとたん、自分たちが恋愛映画のヒーローとヒロインのような関係に思えた。