彼女と一秒でも長く一緒にいたいから、僕は全て神様に納めました

「飲む、すごくおいしいよ」

「え!」

軽い口調でつぼみに訊ねられて、僕の心臓がドクンと大きな音が立てた。

ーーーーーー抵抗はないのだろうか?僕がつぼみの飲んだあと飲んだら、それはたしか………間接キスっていうんだろう。

そう思いながらも、昨日つぼみとキスした記憶が僕の脳裏によみがえった。

「飲まないの?飲まないのなら、私が全部、飲んじゃうよ」

「いや、飲む」

僕は、つぼみに差し出された飲みかけの缶ジュースを手に取った。そして、飲み口に口をつけて飲んだ。

糖分を含んだ冷えた炭酸飲料水が僕の喉に刺激を与え、カラカラだった口が一瞬でうるおった。

「また、キスしたね」

「へぇ」

笑顔を浮かべたつぼみにそう言われて、僕の心音が早くなった。

「昨日もしたし、今日もしたね。キス」

一歩僕に近づいて、つぼみは白い頬を少し赤くして言った。

頭の中に゛キス〟という二文字の言葉が反響し、僕の喉がゴクリと波打った。