彼女と一秒でも長く一緒にいたいから、僕は全て神様に納めました

『晴れてよかった。これで、願君と外でデートできるね。午後十二時に、神社で待ち合わせね。今日は、彼女を待たせないでよね』

「デート………」

つぼみから送られてきたLINEの文章を読んで、僕の頬がぽっと赤くなった。

昨日、彼女からたしかにデートに誘ってくれたが、それがほんとうに実現することになって、僕の心臓がうるさくなる。

「約束、守ったんだね。今日は、私よりも早いじゃん」

午後十二時。参道を歩きながら、つぼみはゆっくりと僕に近づく。

学校で見るつぼみの制服姿も美しいが、プライベートで会うつぼみの私服姿も美しかった。白いノースリーブに、細い足を露出した水色のミニスカート。白色のつば広ぼうしをかぶっており、小さなピンクのバックを肩にかけていた。

「まぁな」

僕は、はずかしそうに顔を赤くして答えた。

つぼみと二人でデートできるきんちょうとうれしさからか、僕は待ち合わせ時間の十分前には神社に到着していた。