バレンタインのユウウツ




そうそうよ!!確定演出のような言葉よく絞


り出せたあああ!その調子っ...最後!!〜最


後っ!!決めるのよ私っ.....〜!!





『美雨は魅力的だよ!今、とっても可愛い!


!』



ーーーーーーーーーーでもっ....!!



私、...っやっぱりちょっと怖いよ、のりちゃ


んっ....!!




『大丈夫だ!あんたが必ずイイ告白出来るっ


てあたしが確証する!』




「っ〜〜す......!」


「うん」



ああ、カッコいい笑顔で菜太郎くんが待って

くれている..っどうしてそこで止めちゃったの


私っ、勇者モード延長して!!


もう、どうせ菜太郎くんは私が何を言おうと


しているのかバレてるんだからーーー...っ



言え、出せ.....っ勇気を、振り絞れ....っ!



突如、唇がワナワナとして体中震え始めた。


「美雨ちゃん、大丈夫?」






























『大丈夫だ!あたしの妹なんだから!!』




































「すっ...っ好きです............っ!」




い、言ったあ!!!!!



「美雨ちゃん...っ!」


菜太郎くんが口に手をおさえる。多分、驚く

フリをしてくれたんだと思う。




言った!!!のりちゃん、メグミ、千代くん


、マミ、奈々、皆、私言ったよ!!言えたよ


!!!




お姉ちゃん....っ!やったよ、私っ....っ!!




「僕のこと、そんな風に思ってくれてるなん

てとっても嬉しいよ...!」



パアッと菜太郎くんは笑った。ああ、私が一

生分の、勇気を振り絞って告白して、菜太郎く

んが笑ってくれた。嬉しい、嬉しい...っ!!

夢じゃないよね...っ!?思わず涙がポロポロ

と流れ出して、頬を熱くする。


私は初めて、自分に自信がついた気がした。



ちゃんと、告白出来た....!






と、その瞬間ーーーーズザザッ。