「美雨、あんまり自分を責めないで。頑張っ
たよ、美雨は...」
「ぐすっ...ミウミウが辛いとぎにごめんねぇ
っ..メグミ習い事あるから、またねぇっ...」
「メグミ、泣かないで〜」
「だって奈々...」
「メグミ大丈夫だって、ほら遅れるといけな
いから早く行け!」
「マミありがとぉ..ミウミウじゃあね..グスッ
」
「ほら、じゃあ帰ろっか美雨」
「ごめん、今日私こっち方向だから....ばいば
い」
「りょーかい、奈々ばいばい!」
「ちょい、美雨その声元気な!あんまり落ち
込むなよー!」
「マミバシバシ叩くのやめた方がいいよ、美
雨泣いていいんだよ.......」
「みーうっ!笑えみーうっ!」
ザアザアと、急に雨が降ってきた。
「ありがとうマミ、はは...」
どうして私、笑ってんだろ....。
私がマミに合わせて笑うたび、握りつぶされ
たように胸がじんっときしんだ。
ガチャッ...
珍しく、お姉ちゃんが私を玄関から出迎えて
くれた。
「美雨!今日はどうだっ...」
お姉ちゃんは私の顔を見て、何か察したらし
い。
私は、緊張の糸が切れた。
「お姉ちゃんっ...!」
お姉ちゃんに抱きついてしまった。今の空み
たいに、涙が急に、止めどなく頰を濡らす。
「うわっ!?ちょっと、...もう、とりあえず
ストーブつけてるからリビングに行くよ。」
ちょっと迷惑そうな声にもなぜか安心して、
ぶわあっと涙腺が緩む。
バタン。
「ホラ、座りなよ。」
あったかい..。私がズビッとはなをすすったら
、お姉ちゃんがやけに優しくティッシュをく
れて、まずかみな。と言ってくれた。いつも
はお姉ちゃんがティッシュー!って言うのに
。また少し、泣いてしまった。
「それで、告白だめだったの?」
ドキッとするけど、ズバッと言ってくれた方
が今の私には逆に助かった。

