ヤバイ、ヤバイ遅刻だーー!!!
おはようございます、ただいまの時刻8:10です。
8:30には教室にいなきゃいけないのに...!
急いで家にでて、学校まで走り出す。
門までついたけど、もう8:30になっていた。
門から校舎まで遠いのに!
あーもう遅刻だ!!
やっと教室の前まできて、勢いよく扉を開けた。
「遅れました...!」
みんなの視線が痛い。
腰を低くして、自分の席につこうとする。
「アネスだーーーー!!」
え?アネスってなんで知っているの?
可愛らしい声で私を呼んだのは、金髪の可愛いらしい女の子だった。
か、かわいい。
じゃなくて、なんで知っているの?
周りの人がアネスって誰?と、ざわついている。


