翌日。



「ねぇねぇ昨日のやつさー、ヤバかったよね

ー!」


「あ見た!?ヤバかったよね!!」


2番目のグループの人が、私が席についてそう

そう何かはしゃいでいた。



ドク...


もしかしてみられてた?と思ったら、恋愛

ドラマの話だったらしい。ほっと息をついた




わたしはいつも、早く朝ついてしまったら

読書か宿題をしている。隣のクラスに遊びに

行きたいけど、朝早いので教室のドアが閉ま

ってて呼びづらい。


「さ....」

一瞬佐藤さんを呼ぼうとしてしまった。

佐藤さんは、そんなわたしに気付いたようで

口を動かした。


何..?














「....」


私は佐藤さんから視線を逸らした。だけど、

正直、みんなが友達と、恋人と話している間

、毎日毎日下を向いて、席が隣になった男子

には嫌がられてそんな日々に私は耐えていた



あの時は、苦痛だった移動教室は2人で行って

話して、とても気持ちが楽になってそれなり

に楽しかった。


けど!!


...けど、友達はもう、無理でしょ..。


靴箱に入れてあった、佐藤さんの名前が書い

てある手紙を、ゴミ箱に捨てた。




「今日もお前木原さんの机から引き離してー

ギャハハ!!」


「俺の身にもなってくれよ。てめぇがここの

席になれ!!」


「は?無理だし何言ってんのテメ!www」


「ちょっとやり過ぎかな〜?」


「いやいいんだよ木原さんだから。」


「ギャハハ!!まあそうだなぁ〜!」


「うわ!隣俺かよ代われ!!」


「というかアイツがここに来ればこんな悲劇

は起こんなかったんだよ!」


「オラお前ちゃんと木原さんの隣に座れよ!

!後ろに下がるんじゃねぇ!!ギャハハハ」


「おい!木原さんに紙飛行機当たってんぞww

w」


「いやまてよ、次は本当に直撃させるから!

あっ、下向いた!!惜しい!ギャハハハハ」


「おい、、木原さんの机の下に消しゴム落ち

たぞ!!」


「ややばい!!wwだーっもう最悪!」


「っ、おら取ったぜー!」


「もう取ったのかよつまんなww」


「おい俺の消しゴム消えたんだけど。あっ

お前あの人の近くに滑らそうとすんじゃねえ

!!」


「ウェーイ!!ホラお前取ってこいよぉ!!

ギャハハハハハッ!!!」