「そりゃ、中学生の時からやってますから。それなりに好きだとは思いますよ?」 あたしのセリフに、千佳先輩は「そっか」と嬉しそうに笑う。 あたしの胸はキュンとするばかり。 「嬉しいな。咲がテニス好きで」 「え?」 私は千佳先輩の言ってることがいまいち分からなくて聞き返す。 「三年も二年も、嫌いって言う人が多くって。それ、なんだか許せなくて。だって、嫌いだったら辞めたらいいじゃない」 千佳先輩の言うことに、なんとなく同感。 あたしも、頷いてみせた。