「……そうだ!」 千佳先輩はひらめいたようにあたしの顔をみる。 「今度の日曜日、ひま?」 「へ?」 あたしは思わず聞き返してしまう。 「日曜日!ちょうど、遊園地に行くチケットが二枚あったから。咲の元気もないみたいだし、行ってみない?」 は、はいぃっ!? それ、正気なんですか? もしかして…一種のデートなんじゃ……? 「い、いいんですか…?」 あたしは生唾を飲み込んで聞く。 千佳先輩は「うん」と頷いてみせる。 ……あたし、夢見てないかな…? 立ったまま、寝てないよね?