ずっと気になっていたけど、聞くのをすっかり忘れていた清水さんの事。 やっと聞けて、胸のつかえが取れた。 しばらく色んな話をして、 「じゃあ、寝るか。」 「そうだね。」 「おやすみ。」 「おやすみなさい。」 私達は今、晴陽を真ん中に川の字ど寝ている。 そんな些細な事でも、私は幸せを感じていた。 数日後 「陽菜ちゃん、こっちこっち。」 瑞穂ちゃんと新くんと一緒に食事をする日。 お店に行くとすでに2人は来ていた。 「久しぶり。」 「陽菜ちゃん、急に忙しくなるんだもん。」