「なぁ、先輩って誰だよ」
振り向いた陸から目をそらした時、ふと先輩との会話を思い出した。
『バレたら即おしまい』
「…だ、だめ!!絶対言えない!!」
「あ?俺様に隠し事する気か、茜のくせに」
「俺様?きっも!陸こそなんでそんなに偉そうなのよ!!」
「偉いんだよ!!お前よりは!」
あぁ、またやっちゃったよ…
陸と言い争っても無駄なだけなのに…
「おいバカ、分かったら戻れ、勉強しろ」
「うるさいな!!今からやろうとしてたところだよ!」
陸の指摘に子供みたいに言い返し、私は髪の毛に触れた。
ガシッ
「嘘つくと髪触る癖、いい加減どうにかしたら?」
陸に掴まれたせいで自由を失った右手をさっと後に隠した。
「先輩は先輩だよ!!同じ委員会の!!」
「名前は?」
「教えない!」
ちっと舌打ちをしてこっちを睨む陸を、私は負けじと睨み返した。
「はぁ…いいよ、別に。それくらい俺の情報網を使えば一瞬で突き止められるから」
そう言って、陸は不敵に口角を上げた。
振り向いた陸から目をそらした時、ふと先輩との会話を思い出した。
『バレたら即おしまい』
「…だ、だめ!!絶対言えない!!」
「あ?俺様に隠し事する気か、茜のくせに」
「俺様?きっも!陸こそなんでそんなに偉そうなのよ!!」
「偉いんだよ!!お前よりは!」
あぁ、またやっちゃったよ…
陸と言い争っても無駄なだけなのに…
「おいバカ、分かったら戻れ、勉強しろ」
「うるさいな!!今からやろうとしてたところだよ!」
陸の指摘に子供みたいに言い返し、私は髪の毛に触れた。
ガシッ
「嘘つくと髪触る癖、いい加減どうにかしたら?」
陸に掴まれたせいで自由を失った右手をさっと後に隠した。
「先輩は先輩だよ!!同じ委員会の!!」
「名前は?」
「教えない!」
ちっと舌打ちをしてこっちを睨む陸を、私は負けじと睨み返した。
「はぁ…いいよ、別に。それくらい俺の情報網を使えば一瞬で突き止められるから」
そう言って、陸は不敵に口角を上げた。



