「猫が好きなら、飼えばいいじゃないですか」
「…簡単に言うなよ」
「どうしてですか?」
「俺の両親は単身赴任。つまり一人暮らし同然。そんなんこいつらだってつまんないだろ?」
有馬先輩は猫を床におろし、走り回るその姿を見ていた。
その表情は少し寂しそうで…
「…飼いましょう、その子達」
「はぁ?だから…」
「好きなら飼えばいいんです。お世話はもちろん私も手伝いますし、エサならうちの猫のおすそ分けします」
「あのなあ…」
「幸せかどうか決めるのは先輩じゃなくてこの子達です!」
全部言ってからハッとした。
わ、私ってば偉そうに…!
「ご、ごめんなさ…」
「…いや、お前の言う通りかも」
「へ?」
「……飼うよ、こいつら」
先輩は3匹のうちミルクティー色の子を抱えた。
…っ!絵になる…!
「ほんとですか!?」
「うん。けど…お前、自分が言ったことは守れよ?」
「はひ?」
「こいつらの世話、してくれるんだろ?」
「…っはい!!」
新堂茜、先輩のためなら何だってする覚悟でございます!!
「…簡単に言うなよ」
「どうしてですか?」
「俺の両親は単身赴任。つまり一人暮らし同然。そんなんこいつらだってつまんないだろ?」
有馬先輩は猫を床におろし、走り回るその姿を見ていた。
その表情は少し寂しそうで…
「…飼いましょう、その子達」
「はぁ?だから…」
「好きなら飼えばいいんです。お世話はもちろん私も手伝いますし、エサならうちの猫のおすそ分けします」
「あのなあ…」
「幸せかどうか決めるのは先輩じゃなくてこの子達です!」
全部言ってからハッとした。
わ、私ってば偉そうに…!
「ご、ごめんなさ…」
「…いや、お前の言う通りかも」
「へ?」
「……飼うよ、こいつら」
先輩は3匹のうちミルクティー色の子を抱えた。
…っ!絵になる…!
「ほんとですか!?」
「うん。けど…お前、自分が言ったことは守れよ?」
「はひ?」
「こいつらの世話、してくれるんだろ?」
「…っはい!!」
新堂茜、先輩のためなら何だってする覚悟でございます!!



