「あのですねえ…拾ったものを持ち主に返さずに自分のものにすることを、パクったっていうんですよ!!」
「へえ。」
「へえって!!それじゃあ先生たちも図書委員の人たちも困っちゃいますよ!!」
「平気だろ、佐々木先生がマスターキーもってるし」
「そういう問題じゃ…っ」
だめだ、話が通じてない気がする。
「それにしても…何で準備室なんですか?別に図書室でよくないですか?」
なんとなくそんな質問をすると、先輩は少しにらむようにこっちを見た。
…え、なんでにらまれてる?
「…誰かに見つかって別れることになりたいの?」
「いやです!!絶対!!」
私が食い気味に言い返すと、先輩はふっと鼻で笑った。
「せっかく配慮してあげてるのに、そんなことにも気づかないんだ?」
「う…ごめんなさい」
先輩が私に気を使ってくれてるなんて…
「まあ、それだけが理由じゃないけどね」
「え?」
「へえ。」
「へえって!!それじゃあ先生たちも図書委員の人たちも困っちゃいますよ!!」
「平気だろ、佐々木先生がマスターキーもってるし」
「そういう問題じゃ…っ」
だめだ、話が通じてない気がする。
「それにしても…何で準備室なんですか?別に図書室でよくないですか?」
なんとなくそんな質問をすると、先輩は少しにらむようにこっちを見た。
…え、なんでにらまれてる?
「…誰かに見つかって別れることになりたいの?」
「いやです!!絶対!!」
私が食い気味に言い返すと、先輩はふっと鼻で笑った。
「せっかく配慮してあげてるのに、そんなことにも気づかないんだ?」
「う…ごめんなさい」
先輩が私に気を使ってくれてるなんて…
「まあ、それだけが理由じゃないけどね」
「え?」



